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蓄電池の選び方

今回は蓄電池の選び方をご紹介します。
今すでに太陽光発電システムを取り付けている方や、これからセットで取り付けを考えている方によって選び方が変わってきます。

蓄電池のみ設置、
または太陽光発電システム既設の方は「単機能型蓄電池」

「単機能型蓄電池」は、電力系統から充電するタイプの蓄電池。
単機能型のほか、独立型やスタンドアローン型とも呼ばれています。
太陽光発電がない家庭なのであれば、単機能蓄電池一択です。

既に太陽光発電がある家庭であっても単機能蓄電池の場合は、蓄電システムのパワーコンディショナが、太陽光発電のパワーコンディショナーとは別個となるため、既存パワーコンディショナーの経年が10年(パワコンの一般的な機器寿命)に満たない場合は単機能型蓄電池を選ぶとよいでしょう。

単機能型蓄電池は、住宅分電盤から各部屋・各電化製品へ電力を供給する据え置き(定置型)タイプ
蓄電池本体のコンセントに電化製品を接続して利用するポータブルタイプの2タイプに分かれます。
据え置きタイプのほうが容量が多く、コンセントに差し込むタイプは移動が可能であったり、コスト面で優れていることが多いです。

太陽光発電と蓄電池同時に取り付けるなら「ハイブリッド型蓄電池」

「ハイブリッド型蓄電池」は、電力系統に加えて太陽光発電からも効率的に充電が可能な蓄電池です。

太陽光発電システムのパワコンと蓄電池用パワコンが一体になっているため電圧変換時のロスが少なく、省スペースであるのがメリットのひとつ。
ハイブリッド型蓄電池は、各部屋・各電化製品への電力供給を住宅分電盤から行う据え置き(定置型)タイプのみ。

単機能型と比べて太陽光発電の電力をより有効活用できるところが、ハイブリッド型蓄電池の大きな利点です。蓄電池は太陽光発電との相性が良く、単体でも機能しますが組み合わせによる効果アップを見込める点が◎。
たとえば、停電時でも太陽光発電から継続的に充電ができるため、長く蓄電池を利用し続けられます。

昼間に消費しきれずに余る太陽光発電の電力を売電せず、蓄電池へ充電して自家消費率の向上。
電力の効率利用、そして卒FIT後の経済性を実現するために、蓄電池が重要な役割となります。
そして、これから太陽光発電と蓄電池をどちらも新たに導入することを考えている方は、特にハイブリッド型蓄電池を選ぶことをおすすめします。

電気自動車を検討中の方には「トライブリット型蓄電池」

「トライブリッド型蓄電池」はハイブリッド型蓄電池の進化したタイプです。
電力系統・太陽光発電に追加で、電気自動車(EV)と連携して3つの充電方式がある蓄電池です。
EVをお持ちの方、検討中の方は、トライブリッド型蓄電池も選択肢の1つになるでしょう。

いかがでしたか?
太陽光発電システムを設置していなくても、蓄電池のみ設置することも可能です。
環境にもやさしく、家計にも、さらには災害時にも役に立てる蓄電池
考えるきっかけになれば幸いです。

気になった方、まずはご相談ください!