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排水管のお話

今回は、排水管のお話です。


【水が流れない!】

ある日、とあるマンションにお住まいの方から、お風呂の排水が流れず浴室が水浸しとのご連絡。
早速お伺いしてみると、お風呂場はリフォームされておりとてもきれいです。
排水管もその際に交換してまだ新しいのに水があふれてきています。

そこでファイバースコープを使って排水管の中を見てみると…
お住いの部分の排水管は新しくなったいましたが、その先、上のフロアと下のフロアの間を通っている古い金属製の配管の中にみっしりと堆積物が!😱

ここは共用部分を通っている配管ですので、集合住宅の場合は機械を使ってそこまでのぞいてみるとよいと思います。
今回は古い金属配管を新しい樹脂製配管に交換してお風呂の排水の詰まりは解消されました。

【排水トラブル】

排水トラブルには「水はけがわるい」「水の流れが遅い」という軽症なものから、「シンクの水が全く流れない」「排水溝に水が逆流してくる」という重症なケースまで様々です。時には思わぬところからの水漏れや悪臭が漂うといったこともあります。
こういった排水のトラブルは、家庭から出る汚水に含まれている固形物や油脂が、排水管内部に少しずつ付着して堆積していくために起こります。

汚れが堆積しやすいのは、
〇流れる水の勢いが弱い場所
〇管が曲がっている場所
〇勾配が変化する場所

そのため、排水管内部と排水ますは定期的に清掃する必要があるのです。

【毎日のこころがけ】

ではお住まいの設備ごとに排水管トラブルを起こすつまりの原因と、未然に防ぐための日々のポイントをみていきましょう。

〇キッチン・・・油脂、食材カス

水よりも粘性の高い油脂分は排水パイプに付着しやすく、冷えると固形化して水や流れてきた食材カスなどをせき止めます。
鍋や食器に付着した油脂はできるだけ拭き取り、食材カスなどが排水パイプに流れ込まないように注意しましょう。
一週間に一回程度、シンクの半分くらいまで溜めた40℃~60℃のお湯を一気に流すのも効果的です。(熱湯は排水管を痛めるのでやめましょう)

〇浴室・・・髪の毛、垢、皮脂、石鹸カス

排水パイプ内に付着した垢や油分で雑菌が繁殖し、ヌメリとなったところに毛髪や石鹸カスが付着して管を塞いでしまいます。
毛髪はできる限り排水口に流さないように気をつけ、ゴミ箱に捨てましょう。
定期的にパイプクリーナーを使用する場合は、使用方法と量・時間を守るように注意してください。
誤った使い方は排水パイプを傷める原因となります。

〇洗面台・・・石鹸カスと髪の毛、ヒゲ、整髪料や化粧品に含まれる油分、ヘアピンやアクセサリー

毛髪や固形物を流さないように気をつけるのはもちろん、脱衣所を兼ねている場合はホコリが舞いやすいため、ホコリも流さないように注意してください。
また、ヌメリや汚れが溜まりやすいヘアキャッチャー部分をこまめに掃除しましょう。

〇洗濯機・・・糸くず、繊維カス、髪の毛、洗剤の溶け残り

洗濯物には気づかない汚れやホコリ、髪の毛などが付着していて、これらが洗濯機から排水される水と混ざって排水口に流れ蓄積します。
また、洗濯で使う洗剤も排水口に溜まることでぬめりを引き起こします。
加えて、お風呂の残り湯を使用する場合は、皮脂や髪の毛なども原因になりえます。

まずは洗濯機のフィルターやネットをこまめに掃除し、洗濯槽の定期的な掃除を行いましょう。
排水口の汚れによってつまりが発生してしまうと洗濯機の故障や水漏れトラブルにつながりますので、排水溝の清掃は定期的に行いましょう。
排水溝を分解して掃除をした後、水トラップを元に戻すときは必ず水を入れてロックをかけることを忘れずに。水が入っていないと下水の嫌な臭いが上がってきてしまいます。

〇トイレ・・・固形物の混入

水に溶けるものでも一度に大量に流したりすると、すぐにつまってしまいます。
また、便を洗浄水量が少ない「小」で流すこともつまりの原因になります。
排泄物と水に溶けるペーパー以外は流さないのが基本なので、
うっかり物を落下させたりティッシュペーパーを流したりしないように気をつけましょう。
また、吐瀉物には油分や固形物が含まれるため、トイレに限らず排水口に流すのはNGです。

【豆知識】「断水後、最初に水使うのは『〇〇〇以外』の水道」

一度断水して復旧すると、水道管内部の水圧が急激に変化するため、
その衝撃で管内の汚れや錆がはがれることがあります。
台所などの蛇口から水を流す場合はさほど問題はないのですが、
トイレの給水管には「ストレーナー」と呼ばれる目の細かいフィルターがついています。
通水後、最初にトイレを使うと汚れや錆を含んだ水により「ストレーナー」が詰まり、トイレから水が出なくなることがあります。
家の中にある水道管に沈殿した汚れをすべて流すためにも、
断水後には「トイレ以外の、できれば水道の元栓から一番遠い位置にある水道を最初に使う」のがベストでしょう。


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